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解体工事費用の値上がり その1
京都の皆様、こんにちは!
京都地域密着の家屋解体・解体工事専門店の京都はんなり解体新左衛門です。
家屋解体、住宅解体の工事費用は、年々値上がりが続いており、この先も値下がりすることは考えにくいと言われております。
誰も住んでいない古家や老朽化して解体が必要となった空家などをご所有されておられる方にとって、解体工事費用の値上がりはとても深刻な問題といえます。
今回は、解体工事費用が値上がりしてしまう主な要因について解説していきます。
家屋解体、住宅解体の工事費用は、このまま値上がりを続けることはあっても、値下がりする可能性は極めて低いといわれております。
その最も大きな要因としては、過去と比較すると約2倍に値上がりしたといわれている廃棄物処分費用です。勿論、廃棄物処分費用の高騰だけでなく、他にも要因はあると考えられます。
解体工事費用の値上がりの要因については、大きく3つ考えられます。
今から約5年前、海外の廃棄物を原材料として輸入をしていた中国政府が、世界貿易機関に対して、廃棄物輸入を段階的に停止する旨の通達が出されました。
これにより、国内の解体工事で発生する廃プラスチックや木材チップ、古紙などといった資源ごみが行き場を失いつつあります。
行き場を失った資源ごみは、結局国内で処分せざるを得なくなり、その結果、受け入れ先がパンクしてしまい、廃棄物の処分費が数年前と比べ約2倍に高騰したといわれています。
それまでは資源ごみを輸出することによりある程度のコストを回収することができたため、解体工事費用を抑えることができておりました。
しかしこれが不可能となった今、資源ごみの処分に要するコストがそのまま解体工事費用に上乗せさせることになります。
ここ近年において多発している自然災害による廃材の処分、輸出という手段がなくなり、行き場を失った資源ごみの処分などで国内の最終処分場の受入れが上限に達しつつあるのです。
最終処分場の拠点を増やせば解決するようにも考えられますが、近隣住民からの反対が非常に多く、そう簡単に増やすことができないのが実状です。
さらには、最終処分場での受け入れが上限に達しつつある状況では、場内での処理が追い付かず、処分場の前には廃棄物を積んだダンプの列ができるようになり、2時間待ちや3時間待ちなども発生するようになり、作業効率の低下が著しく進んでいるのです。
解体工事費用の高騰の原因の一つに、人手不足ということも挙げられます。
人手不足解消は、以前より業界の課題でありましたが、それに加えて働き方改革により、労働条件の改善が必要となっており、より解消に向けたハードルは高くなっております。
解体工事業者は、少人数での経営であるケースも多く、経営者である社長の業務内容は、現場を中心に多岐にわたり、人手不足の解消のための対策が進んでいないことも考えられます。
このように、数年前と比較しても解体工事費用は上がってしまう傾向にあります。
廃棄物処分費用の高騰などといった外的要因については、わたしたちの努力では解決することができませんが、人件費の高騰といった問題については、最大限の社内努力によって抑えつつ、お客様にご負担いただく費用に転嫁しなくても済むよう努めております。
京都はんなり解体新左衛門では、多くの実績を基に、京都で一番安心して解体を任せられる解体工事業者を目指しております。
京都はんなり解体新左衛門!
京都の家屋解体、解体工事は是非とも弊社にお任せください!
STAFF
解体統括責任者
置山 晃弘
解体アドバイザー
三谷 孝将
解体アドバイザー
近藤 直己
解体職人・施工管理・工事部
田中 正隆
解体職人・施工管理・工事部
山根 隆二
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平沼 よしこ
経理
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